スーパーウーマン【月】✖️【冥王星】ネイタル・ハード

月×冥王星

ネイタルで月と冥王星のアスペクトは、常に欲求と感情が溢れ出しています。冥王星単体で考えたときに「破壊→死→再生」のステップを踏んで【月は最終的に生まれ変わり再生する】のですから凄いことです。ですから冥王星と狭いオーブでアスペクトを取る場合には例外なくカリスマ性が備わりますし、決して弱い人格にはなりません。

また、「月」だからお母さんや幼少期にプレッシャーや壮絶な体験など何かあったのか?と想像されますが【月×土星】のように「お母さんが厳しかった」などの母子関係に苦手意識や問題があったような事象があるわけではなく【月×冥王星】のみで解釈すると母からつよい影響を受けてきたというのは共通しています。また、お母さん(月)と異常(冥王星)に仲がよくベッタリ過ごしたり、お母さん(月)との関係が深い(冥王星)親子のケースもあります。月にアスペクトする惑星により色づけされます。

月×冥王星(ハード/ネイタル)

ネイタルに月と冥王星をハードアスペクトで持つかたは自分の感情の置きどころを見つけることに困難を感じていることが多いでしょう。どうしても、妥協知らず、押しの強さやしつこさという面もありますが、ベースにあるのは「非常に感情が深い」の一点に尽きます。冥王星が嬉しいことも、悲しいことも、怒りも含めて、月の体感が通常の10倍くらいの強さで味わうように操作しているのです!!

スクエアの90度ですと、自分の思う通りの立場を作りたいですし、オポジションの180度ですと対人関係において自分の思う通りの関係になりたいと言う欲求があるでしょう。しかし、それがなかなか叶わない状況に置かれたり、常にプレッシャーがかかるような事象が起きたりもしがちで、気持ちの余裕がなかなか持てないことも多いでしょう。

「こうしてほしい、こうしたい」という欲求や感情が強かったり逆に他者に対して「かわいそうだなぁ」という感情が芽生えたときには同情心や共感力も強くでて、献身的な奉仕ができます。嫉妬心や羨ましい気持ちもだれよりも強く深くなるといった具合です。

考えて見れば、どれもこれも人間ならば少なからず誰もが持っている感情や思いなので、案外とそのストレートさが強さがとても人間らしく可愛らしくも思えるコンビネーションです。

その深い感情が自分では普通の感覚ゆえに周囲のひとたちが頼りなく思えたり、気持ちがない人に思えたり、反応が足りないなと感じたりすることが苦しくなることのひとつですから、ほかのひとたちよりも「わたしは感情や思いがとても強いのだ」ということを自覚するということは、楽になる一歩となります。また、家庭生活の管理や妻や母親のようなお世話や月の役割を率先して受け持つことで冥王星を使いこなすことができますし、そうしている方も多いことでしょう。女性でしたら案外と結婚するほうがいいですね。強くたくましいスーパー奥様orお母さんになれるでしょう。

また、月×冥王星のかたの共通のセリフに「やりすぎなのかなぁ」とか「人から感謝されないんだ」と言うことがあるのですが、これは周囲が感謝を口に出しづらかったり圧倒されているということにもなりますけれども、決して感謝していないわけではなく、驚嘆の域に入っている場合もありますから、言葉に出してもらえなくても【自己満足でよし】とするほうが他者に同じように強い思いを期待しないですむでしょう。

【月×冥王星のハードアスペクトの苦しいときの対策】をまとめますと↓↓

1.自分はほかの人より、欲求も感情も強く深いのだな。と自覚する。

2.家族や身近な人から頼りにされたら、惜しまず受け入れてみましょう。あなたならこなせるはずです。

3.でも、周囲に感謝されていないなと感じたら、あなたにすべてを預けてまかせているからです、自信を持ちましょう。