【アスペクト】クインデチレ【165度】の不思議~ケース②
もうひとつ。【金星×海王星】のシナストリーで、私の海王星からみてお相手の金星が165度、これも完璧なクインデチレ(オーブ1度以内)を形成する異性と出会ったんですが、お相手の金星のアーティスティックな部分や洗練された感性、情緒や憂いに不思議な魅力を感じ、私がこだわり執着していたと言えます。金星側の彼は、ネイタルでも海王星と180度でしたから、とても優しく魅力的なのですが、その魅力を私の海王星で助長させていましたし、なおさら私の思いが彼の金星にエネルギーを向けていたと言えます。ただ、165度になるので、彼は「私がかわいくて仕方ない」ということでしたが、アスペクトは循環ですから私の海王星の影響で彼がより魅力的になり、そのふわふわした妖精のような魅力に私もとりつかれたということになります。結果としてこのケースは異性でしたが別離が起きましたが、「仕方ない、諦められる点」もこのアスペクトの心象です。
ハウスでは(6と8の相互関係)になり、クインカンクスの150度ほどではないですが、クインデチレも『補い合える、迎合し合う』密着性の高い関係にもなるケースがあるかと思います。自分からみて165度の相手には自分が主導権を握りやすくなり逆だと弱点を補ってくれるまたは従わなきゃならない相手です。
それにしても、クインデチレ165度。15度の11個分(360÷165度=)でオポジションのひとつ手前になりますから、「もう少し、なんだか惜しい」という感覚です。
まとめますと、クインデチレ⬇️
1.宿命的である (出会いも別離も)
2.追求する(妥協できない)
という点は、特徴であると言えるでしょう。